保証人・連帯保証人の債務整理|債務整理されたら?過払い請求可能

借金をした人が債務整理をした場合、借金の支払い義務は保証人(連帯保証人)に移ります。

そんな時、保証人(連帯保証人)自身も債務整理を行うことが可能です。

保証人の債務整理・借金解決方法

保証人になってあげたのに、債務整理されたらどうする?

保証人または連帯保証人が付いている借金について、借金をした人が債務整理をした場合、同時に保証人や連帯保証人も債務整理をしなければ貸金業者からの支払い請求を免れないということをご存知でしょうか?

つまり、借金をした人が返済できる余地の無い状況に陥った場合、保証人がその借金を肩代わりして、今後は返済していかなくてはいけなくなるのです。

保証人と連帯保証人の違い

保証人になった人は、借金をした人が「支払不能」と判断された場合、支払責任を負います。
連帯保証人になった人は、借金をした人と同じ扱いになり借金をした人が払わないとすぐにでも代わりに返済しろと言われてしまいます。

2020年から保証人のルールが変わるから、この記事も参考にしてね。

【関連記事】連帯保証人制度は廃止されないけど、2020年からルールが大きく変わる

自己破産する人の10人に1人は保証人(連帯保証人)

例えば自己破産は、免責が下りれば借金は全額免除になりますが、連帯保証人が付いていた場合、連帯保証人が支払うべき借金の分まで免除されることはありません。

連帯保証人をつけているのに相談せず自己破産してしまう人も多く、裁判所に自己破産を申請する人の10人に1人は保証人になって借金を肩代わりした人なのだそうです。

仮に家族が保証人になっていた場合、たとえ離婚をしても保証人の肩書きは消えることがありません (逆にいえば、保証人にならない限り、たとえ家族でも法的な支払い義務はないということです)

【関連記事】保証人の自己破産|亡くなった夫の借金が自己破産でゼロに

期限の利益の喪失とは?

ちなみに借金をした人が債務整理を行ない、あわせて保証人も債務整理を行なう場合、分割返済や貸金業者と交渉し和解することで解決していきますが、例外として、突然貸金業者から残金の一括請求をされてしまう場合があります。これは「期限の利益を喪失」するという事が原因になります。

2020年4月より、民法で保証人のルールが変わります。債権者は「主債権者が期限の利益を喪失したこと」を債権者が知った2か月以内に、保証人へ通知しなければならなくなります。

予定の期限までに返済されなかったり、契約条項に違反する、今後の支払いが見込めないなどの状況の場合、返済する意志が無いと判断され、貸金業者側は残金の一括返済請求を行なうことができるようになるのです。

これは、借金をされる際にサインした契約書の条項にも記載されており、記載されている条項に違反すると、貸金業者から支払いの督促や訴訟を起こされてしまうケースもあります。

このような場合、保証人自身も自己破産や個人再生などを選択しなければならなくなります。

保証している人が債務整理をするとわかった場合、保証人(連帯保証人)の方は、早めに弁護士や司法書士などの専門家にご相談することをおすすめします。

保証人(連帯保証人)の方の無料債務整理・借金相談フォーム

保証人(連帯保証人)にも過払い金請求する権利があります

借金をした当事者でなくても保証人(連帯保証人)が過払い請求をし、過払い金を取り戻すことは可能です。

・借金の肩代わりをして完済した方
・長期間代わりに返済を続けている方

には、過払い金が発生しているかもしれません。特に2010年以前に貸金業者やクレジットカードのキャッシングの借金をしていた場合は要注意です。

完済後に過払い請求する場合

既に完済している場合は、保証人の方に連絡されたり請求をされるということはありません。

また、完済後の過払い請求の場合ブラックリスト(信用情報機関)に載る心配も一切ありません。

返済中に過払い請求する場合

返済中に過払い請求する場合、貸金業者から保証人(連帯保証人)に請求がいったり連絡される可能性があります。

債務整理や過払い請求に強い法律家(司法書士・弁護士)に相談し、過払い金請求を行いましょう。

発生している過払い金で借金を減らしたり、借金を完済できるかもしれません。

債務整理・過払い請求を相談する弁護士、司法書士事務所の探し方

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