大学生の債務整理|学生ローンや奨学金の借金解決法

私は芸術系の大学に通っていたんだけど美大や芸大は学費も高いしお金がかかることが多くて、パンの耳とかもやしばっかり食べてる友達とかザラにいたわ。

画材を買うにもお金がかかるし、納得する映像を取るために道具や衣装などにこだわると資金がかさんでいくものなのよね。頑張って作品に向き合ったり勉強してる学生こそバイトする時間がなかったり、お金がなくて困ってたな。

大学生の借金解決法・債務整理

大学生の借金問題、どう解決する?

実は大学生の方が借金を背負ってしまうケースは少なくありません。

学生生活では学費はもちろん、部活や研究などもしていれば専用の道具も必要でしょうし、一人暮らしを始める時期でもあるので日々の生活に必要な家具を揃えたり、公共料金を毎月支払うという出費もかさみます。

学生ローンや学生クレジットカードにご注意を!

学生の場合、学生クレジットカードと呼ばれるものを利用できます。海外旅行や留学などをする場合、一人暮らしを始める場合などに役立ちますが、学生用とはいえクレジットカードなので使いすぎてしまったり、返済が滞るとブラックリストに載ってしまい、お借り入れができなくなってしまいます。

また、学生ローンにも注意が必要です。学生ローンは

・無担保&保証人ナシで借りられる
・親や大学、友人に秘密でお金を借りられる
・卒業後の返済を認めているローン会社もある

というメリットがありハマってしまう学生が多いのです。

あまりなじみがないかもしれないけど、早稲田のある高田馬場駅の近くには学生ローンの看板がいっぱいあるよね。

未成年の債務整理・借金解決法

大学生ならまず、なんとか返済する方法を考えよう

任意整理や自己破産など債務整理をすれば、借金を減額したり支払を免除されることも可能です。しかし、その代償も大きいもの。

ブラックリスト(個人信用情報)に事故情報が掲載され、5年~10年新しくクレジットカードをつくったりローンを組めなくなってしまいます。

債務整理のデメリット

大学生ならまずは返済することを考えましょう。親や親戚に借りたりバイトを変えたり増やしたりして収入を増やすことも可能です。また貸金業者相談すれば支払い額を減らして支払期間を伸ばすことができるかもしれません。

それでも学生ローンやクレジットカードの借金がどうにもならない場合は、親と司法書士・弁護士などの法律家に相談しましょう。

学生ローンもクレジットカードのキャッシングも債務整理することはできます。でも、あくまでも最終手段と考えてください。

大学生にオススメの債務整理は特定調停

借金を減額したりゼロにするための債務整理を法律家に依頼すると、費用が発生してしまいます。

しかし、債務整理の中でも時間さえあれば自分で手続きしやすいものもあります。それが、特定調停です。

特定調停とは

特定調停とは裁判所に貸金業者とのやりとりを仲裁してもらい、借金を減額して3年程度で返済できるように和解計画を立てる手続きです。

奨学金を外して債務整理することができることなど、手続きの内容は任意整理と似ていますが、特定調停の場合は貸金業者との交渉に裁判所が入ってくれます。

裁判に関する知識がなくても、裁判所にいる調停委員に相談できるので多少手間や時間がかかりますが安心です。

ただし「借金が多過ぎる(3~5年でも払いきれない)場合・貸金業者との話し合いがうまくいかない可能性がある」などとデメリットもあるので、メリットやデメリットをしっかり把握しておきましょう。

特定調停とは?特定調停のデメリットや流れ

【番外編】学生ローンも過払い金請求できる

2010年以前に学生ローンを利用していた人で長期間取引が続いていた人は、過払い金が発生しているかもしれません。

※10万円未満の借金なら21%以上|10万円以上100万円未満の借金なら19%以上の金利でお金を借りていた人は過払い金が発生しています

取引終了から10年が経過すると、過払い金を返還請求する権利が無効になってしまうので心あたりがある人は過払い金がないか今すぐ調べてみてください。

10秒でわかる過払い金計算機

奨学金と債務整理

これらの出費を補うために奨学金を利用されている方もいらっしゃると思いますが、実はこの奨学金も、いずれ返済しなければいけない借金の一部です。

私は学費を自分で払う必要があったから、日本学生支援機構から第一種(利息なし)と第二種(利息あり)を併用して借りていたの。4年間で700万円くらい借りてたんだけど今は返すのに必死。「利子も低いし、借りられるだけ借りたら?」って父に言われて借りてたんだけど、今考えると調子に乗り過ぎていたわ。

奨学金は優れた業績を残していれば一部または全額返還を免除されることがありますが、普通に学生生活を送った場合、次の後輩の奨学金へとあてるために返済義務が発生します。

奨学金は、延滞すると延滞金が発生したり連帯保証人や保証人に請求書が送付されます。また、3か月以上の延滞でブラックリスト(個人信用情報機関)に延滞したという情報が記載されてしまいます。

信用情報に延滞情報が載ると、クレジットカードの審査に通りにくくなったりカーローンや住宅ローンが組めなくなってしまう可能性があります(約束通り返済できるようになったら、返還完了の5年後に延滞情報が消えます)。

そして奨学金を借りるとき、大抵の場合保証人がついています。よって、もし奨学金を債務整理の対象にしてしまうと、今度は保証人が支払い請求を受けることになってしまいます。

私は親に請求がいかないように保証人を「人的保障」ではなく「機関保証」にしたの。

奨学金の返済が厳しいと感じたら、減額返還や返還期限猶予の手続きを!

病気やケガ、失業や収入の減少などで奨学金の返済が難しいと感じたら、奨学金を借りている団体に問い合わせて一定期間返還を待ってもらったり、返還額を減らしてもらう手続きをしましょう。

独立財団法人 日本学生支援機構は

・1回あたりの返済額を半分にしてその分返還期間を延長する減額返還の手続き
・一定期間返還を停止する返還期限猶予

といった制度を用意しています。

【参考サイト】返還が難しいとき-日本学生支援機構

【関連記事】奨学金破産とは?奨学金で自己破産する若者や家族、解決策は?

大学生の借金を解決するのに任意整理を選ぶと奨学金を対象から外せる

大学生が債務整理を行う場合、債務整理のうちのひとつ、任意整理を選ぶと、奨学金を手続きの対象から外すことが可能ですので、奨学金の支払いを続けながら、他の借金を整理することができます。

ただし、任意整理ができない状態で自己破産や個人再生などの選択肢しかなかった場合、全ての貸金業者を対象に手続きしなければいけないため、保証人に請求が行ってしまうことを防げません。

債務整理をする場合、どのような手続きを取ってもブラックリストに載ってしまう(過払い金返還請求を除く)ので、本当に返済できない状況なのか、将来のことをよく考えてから法律のプロに相談しましょう。

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