総量規制の対象者になったら?債務整理を専門家に相談しよう

総量規制にひっかかったらどうする?

総量規制の対象者になったらどうする?

2010年に総量規制が施行されるようになってから、以前にも増して資金繰りで四苦八苦する方が増えたという話をよく聞きます。

【参考記事】総量規制とは

なぜならば、年収の3分の1を上限に貸付けを制限されると、今まではなんとか可能だった返済が滞る方が多く出てくるからです。

今までは曲がりなりにも自転車操業で必死の思いで返済をしてきた人や、すでに借り入れ金額の上限を超えてしまっている人にとっては「お手上げ状態」と言える状況だと思います。

銀行のカードローンや医療費や不動産・自動車購入のための貸し付けなど、一部は総量規制の除外や例外もあるけど「専業主婦は借り入れをするのに配偶者の同意や書類が必要になる」「収入がない人は借り入れ不可能」など、困難な状況に陥る人もいたんだって。

【参考記事】総量規制の除外と例外

ちょっと待って。 専業主婦が旦那に黙って借金したり、収入がないのにお金を借りようとしたりする方がキケンよね。
そうだね。だから、総量規制にひっかかった時こそ債務整理を考えるタイミングだと思うんだ。

借金問題解決の専門家=法律家に債務整理を相談しよう

債務整理とは、返済に行き詰まった方が、任意整理、個人民事再生、自己破産、特定調停、などといった4つの種類からなる手続きで、いずれかの手続きを行なうことにより問題解決を図ろうとするものです。

【関連記事】債務整理とは?日本一わかりやすい債務整理の解説

債務整理手続きをするには、準備する書類がたくさんあるためそれを集めてまとめる作業が一番苦労するかもしれません。

債務整理の専門家である弁護士や司法書士に依頼をすれば、親身になって相談に乗ってくれるのはもちろんのこと、それまで苦労してきた貸金業者からの取立ても意外と簡単に止まりますので、やっと一安心する時間が持てるようになると思います。

債務整理の種類

任意整理‥‥裁判所という大きな土俵を借りることなく、直に貸金業者と減額交渉を行ないます。利息は含まずに元本のみを3~5年程度の年月をかけて分割で返済していこうという、話し合いのための手続きです。
任意整理について詳しくはこちら

個人民事再生‥‥継続的に安定した収入があれば、再生計画に沿った分割払いを、原則3年かけて無事終了すると残りの借金は免除してもらえます。マイホームも、住宅ローンを払い続けることで手放さずに済みます。
個人再生について詳しくはこちら

自己破産‥‥自分の財産(生活上必要最低限のものは除く)を失うことになり、ローンやクレジットも7年間程度使えなくなります。その代わりとして、現在抱えているすべての借金が免除されることになります。
自己破産について詳しくはこちら

特定調停‥‥裁判所においてこれまでの取引履歴を軸に、利息制限法の上限金利(年利15~20%)による引き直し計算を行ない、その後原則3年間で分割返済をしながら完済を目指します。
特定調停について詳しくはこちら

債務整理にかかる費用と日数

債務整理を専門家に依頼すると費用がかかります。
覚悟の上で一任する道を選ぶか、あるいは手続きのための勉強に勤しみ、紆余曲折を経験しながらも頑張って経費を浮かせるか……そこはきっと誰もが悩むところだと思います。

それに要する時間もマチマチなので一概には言えませんが、自己破産手続きの場合、通常免責許可が下りるまで、管財事件の場合で半年~1年、同時廃止では3か月~半年程度かかると言われていますが、弁護士を申立代理人とした場合に東京地方裁判所では即日面接が行なわれています。

ちなみにこの場合、申立ての3日以内に面談、その日のうちに即刻破産手続きの開始決定というように、非常に手際よく裁判手続きの迅速化を図った運用が取られていますが、こうした手続きの期間短縮は、きっと多くの人に喜ばれることと思います。

特定調停は自分でできる手続きとして有名だね。
【参考記事】特定調停にかかる費用と必要書類

総量規制にひっかかったからって、やってはいけないこと

総量規制の対象になってしまったからといって、「総量規制OK」「ブラックOK」などと甘い誘いで高金利の借金を負わせる闇金を使ったり、クレジットカードの現金化をするのはやめましょう。

闇金は総量規制対象者にも、やさしく声をかけお金を貸してくれますが、超高金利をかけてきますし取り立ても普通の消費者金融と違います。家や会社に押しかけられたり、中傷ビラをまかれるなんてこともあります。

クレジットカードの現金化=ショッピング枠を使い商品を購入し、それを売って現金にする行為は、カード会社が認めていない行為です。クレジットカードが使えなくなったり、現金化業者にダマされて損をしてしまうこともあります。

借りられなくなったら、ひとりで悩むのをやめて専門家に相談すべきなのです。

長い間借金を続けている人は、過払い金が発生しているかもしれません。

過払い金を取り戻すことができれば、過払い金で借金を返せるどころか手元に現金が返ってくるかもしれません。

「過去に借金経験があり、総量規制で借りられない」という人は過払い金があるか今すぐチェックしてみてください。

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【関連記事】多重債務で借金が返せない|任意整理で借金を圧縮した女性の体験談

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