自己破産後の生活はどうなる?父が自己破産した娘が語る!

今から10年以上前、私が中学生の頃にパパが自己破産したの。ママが連帯保証人だったので夫婦(両親)で自己破産。

当時は「この先どうなるの?学校を辞めて働かなきゃいけないの?」って思ってヒヤヒヤしたわ。

花子ちゃん……それは大変だったね。
お父さんが自己破産したことで花子ちゃんの家にはどんな変化があったのかな?

両親の浪費癖が直ったり、車がなくなったり、クレジットカードを使わなくなったくらいかな。うちは駅から徒歩10分くらいのマンション(借家)暮らしだから車がなくても困らないし、全然普通に暮らしていけた。

家の物を売ったりすることもなかったし、私は奨学金を借りて大学にも行けたし。就職にも影響はなかった。

だから今、自己破産することになったり、親が自己破産することになって焦ってるって人がいたら「大丈夫だよ」って伝えてあげたい!

自己破産後の影響はどうなる?

自己破産中も自己破産後も普通に暮らせます!

自己破産をしようか悩んでいる方にとって、最大の関心は自己破産後の生活にどのような変化が起きるか?だと思います。

高額な財産は処分される

自己破産の図解

自己破産をした際、全ての財産が処分されると思われがちですが、実はそうではありません。

原則「99万円を超える現金と時価20万円を超える財産」は処分の対象になってしまいますが、「家具や服などの生活必需品や99万円以下の現金」については処分されません。

これは自己破産後も通常の生活を送れる配慮がなされているからです。

ただし、20万円以下の財産であっても生活必需品でない場合、処分の対象になるケースもあります。

うちは車を処分したくらいかな。ドライブできなくなったのはさびしかったけど、家族の仕事や通勤に影響はなかったわ。

新たに借金ができなくなる

自己破産後は信用情報(ブラックリスト)に事故情報が掲載されるため、お金を借りていた消費者金融やカード会社はもちろん、他の金融機関でのキャッシングやローンを組むことができなくなります。

信用情報を貸金業者間で情報を共有しているためです。

【関連記事】ブラックリストとは?信用情報の確認方法・載る理由・消し方など

ブラック扱いになると、任意整理・特定調停は約5年。自己破産・個人再生は10年以内は事故情報が残りますが、期間を過ぎると情報が削除されます。

自己破産を借金返済の選択肢に入れている方は、多重債務で、借金を返すために借金を繰り返す自転車操業をすることが当たり前になっている傾向があり「借金が新たにできなくなること」に不安を抱いているでしょう。

しかし、自己破産後の収入はすべて自分や家族の生活のために使えます。

今まで借金の返済に費やしていたお金を、貯蓄や生活費に使えるんです。

手続き後は浪費しない生活を心がけ、しっかり貯蓄を重ねていけば将来への不安も薄れて行きます。

借金(キャッシング)できなくなったのは、むしろメリットよ。

パパは借金を返すための借金を重ねて自転車操業状態だったから、強制的に借りられなくなってよかった。節約するようになって、タバコもやめたのよ!

住宅や車のローンが組めない、クレジットカードが作れなくなる

将来的に住宅や車の購入を検討している方は、残念ながら自己破産後すぐにはローンを組むことができません。

ですが、日常生活でのショッピングや通販などは支払い方法をクレジットカード以外にすれば問題はありません。

また、手続きをした本人以外の家族であれば、通常影響は及ばないと言われていますので、ご家族にローンを組んでもらうなど別の方法を検討してもよいでしょう。

カード払いやキャッシングってお金がないのに自分のお金みたいに使えちゃうから、クレジットカードを全然使わなくなったのもよかった。

家族が身の丈に合った暮らしをするようになったの。

10年以上経った今は普通にカードをつくれてネットショッピングの会計だけ使ってるみたい。

官報を見た闇金業者から甘い誘惑を受ける

自己破産手続きを行うデメリットに官報に住所や氏名が掲載されるというものがあります。

官報を見る機会があるのは、信用情報機関や役所の税担当者、闇金業者くらいです。

闇金業者は「自己破産後でも、ウチならお金を貸せますよ」という風にダイレクトメールを送ってきます。

自己破産後はキャッシングができなくなったり、車や家を処分して大変かもしれませんが、闇金からは絶対にお金を借りてはいけません。

法外な利息を取られどんな方法で取り立てを受けるかわかりません。

【関連記事】闇金とは?闇金融の借金に返済義務はない?撃退法や相談先など

家族や子供への影響は…?

「自分が自己破産をしているから子供は奨学金を組めないのでは…?」という不安をお持ちかもしれませんが、奨学金は親が自己破産をしていても、本人(子供)名義で借りることもできます。

私は私立大学(しかも学費の高い芸術系)に行きたくて「お金がないから進学できないかも」って思ってたけど、日本学生支援機構(JASSO)から奨学金を借りることができたの。

利息のない第一種+利息のある第二種を合わせてかりて授業料も生活費もまかなえたわ。

意外かもしれませんが自己破産を行なった後は、驚くほど普通の生活ができます。まずは1000円。5000円からでもいいので貯金を始めてみましょう。
きっと自分の通帳の残高が増えて行くのが楽しみになりますよ。

■花子ちゃんのパパが語る自己破産の体験談
家族に内緒で債務整理しない方がいい|自己破産から10年

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自己破産すべき人とは?借金で死ぬな!手続き前に知りたいことまとめ

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元・裁判所職員の管理人からひとこと元・裁判所職員の管理人からひとこと

多重債務や多額の借金問題に悩んでいる方は「こんなに借金があったら、自己破産するしかない」と思っていらっしゃる方が多いです。

しかし自己破産ではなく、任意整理で借金の減額に成功したり、過払い金請求で長い間払っていた借金を完済できたといったケースがよくあります。

自分の状況や借入額にあった債務整理を自分で判断するのは難しいものです。

専門家の無料相談を利用すれば、自分に合った手続きや返済のシミュレーションをしてもらえます。

「自己破産だけは嫌だ」と悩む前に、一度、プロの力を借りてみてください。

相談だけなら無料ですし、借金問題解決の大きな一歩が踏み出せます。

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【関連記事】みどり法務事務所を「借金や過払い金の相談相手」に薦める5つの理由

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