法テラスで債務整理する時のデメリット

法テラスに依頼したら、債務整理がうまくいくの?

「債務整理を検討していても、どこに相談へいったらいいのかわからない」そんな時に、安心して相談できる窓口として挙げられるのが、国が設立した「法テラス」という相談窓口です。

法テラス公式HP

しかし、果たして法テラスに相談をすれば安心と言い切れるのでしょうか?

今回は、法テラスに債務整理依頼した際のメリットとデメリットを紹介していきます。

先日(2018年7月)、フジテレビのドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』で法テラスを利用した過払い金請求の様子が放映されました。生活保護の受給者が法テラスを利用する理由、生活保護を受けている人がどうやって借金問題を解決するか?は下記の記事を参照してください。

【関連記事】借金がある生活保護受給者も過払い金請求できる!ドラマで振り返るポイント

手続きによってメリット・デメリットがある

債務整理といっても、厳密にはさらに細分化されますし、取られる手続きによっても対応が違ってきます。
それぞれの手続きに応じたメリット・デメリットを下記にまとめてみました。

任意整理

メリット:法テラスの場合、着手金や成功報酬といったものが統一されているため、費用について初めから明確な金額がわかります。

また、法テラスに専門家への費用を一旦立て替えてもらうことも可能ですので、無理のない返済をしていくことができるというメリットがあります。

デメリット:法テラスで任意整理をするとなった場合、完済まで委任関係を継続してもらえるという保証がありません。

完済まで委任関係を継続してもらえない場合、和解締結後に返済が滞ると自分宛てに請求がきてしまいます。この点はまさにデメリットといえるでしょう。

自己破産

メリット:法テラスは経済的に困窮している方に対する援助があるので、返済資金すら捻出できないときに取られる自己破産手続きとは相性がいいです。

また、費用を一旦立て替えてもらえる点、十分メリットがあるといえます。
生活保護を受けている方に限っていえば、すべての費用を負担してもらうことも可能です。

デメリット:法テラスは紹介される専門家を自ら選ぶことができないため、事件の処理速度にばらつきが出てしまうことがあります。

自己破産は返済が長期に滞っている場合、債権者から支払い督促と言った法的手段に着手される可能性があるので、迅速な対応を求められることもあり、解決までの時間がデメリットになってしまうこともあります。

その他の手続きについて

その他に、債務整理手続きには個人再生特定調停がありますが、個人再生は安定した収入があることが条件なので、法テラスの援助条件である収入要件にひっかかってしまうことが多く、あまり利用される方はいません。

また、特定調停というのは専門家に依頼をせずに自ら解決するための債務整理手続きなので、法テラスに依頼をするものではありません。

【関連記事】特定調停とは?デメリットや流れ、費用を日本一わかりやすく解説

よい法律家に当たるか?は運の要素が多い法テラス

また、法テラスに依頼する1番のデメリットは債務整理に強い専門家を選んでもらえるわけではないということです。

法テラスや弁護士会に専門家を紹介してもらう場合、対応する地域の司法書士や弁護士がランダムで選ばれるので、専門家の質が高いか?自分に合った専門家が選ばれるか?は運の要素が大きいです。

債務整理を依頼したいのに「離婚問題に強い弁護士」を紹介されるというケースもあるので、できれば専門家は自分で探した方がいいのではないか?と思ってしまうことがあります。

法テラスで過払い請求するメリット・デメリット

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