債務整理のデメリットとメリットとは?

月々の借金返済が重くのしかかり、この先、毎日の生活をどうしようかと悩んでいる方も多いはず。その多くの方々が、債務整理という道を選ぶことを一度は考えるとは思いますが‥‥、その前に! まずは「債務整理」がどんなものかという事をよく知っておく必要があるのではないでしょうか。

さらに、そのデメリットやメリットをきちんと知ることで、後々悔むという心配もないでしょうし、自分にとっては「これだ!」と思えるような良い解決策が見つかるのではないかと思います。

また「債務整理」と言っても色々な種類があり、それぞれに条件も違ってきますので、なるべくなら今の自分の状況に合った、それでいて少しでも自分が有利になるような、そんな方法が見つかればラッキーですよね。その為にも、ここはやはりちゃんと学ぶ必要があるのでは‥‥? 債務整理には4種類有り、その目的は多額の借金や返済のやり方などを見直す事にあります。そこでここではその一つひとつのデメリット・メリットを分かり易くご紹介していこうと考えています。

債務整理のデメリット

【任意整理】
あくまで任意の手続きなので、消費者金融が「ダメだ!」と言ってしまえばそれまでです。ですので、個人だと相手にされないことも多く、弁護士さんや司法書士さんにお願いして行う方が多いです。手続き後、5〜7年間は、新しい借り入れや新たにローンを組む事は残念ですがまず無理です。同じように、新しいクレジットカードを作りたいと望んだとしても難しい状況下にあります。それらに加えてブラックリストと言われる信用情報機関の情報に「任意整理をした」という記録が残ります。ただし、記録は5〜7年経過すると自動的に抹消されます。

【個人民事再生】
借金の額が5000万円 (住宅ローンは除く) を下回り、月々返済ができるだけの一定した収入が見込まれる、などといった幾つかの条件がそろう必要があり、その手続き自体、大変複雑でかなりの時間を費やす事になりますので、できればプロの力を借りた方が良いかもしれませんね。あとは、任意整理と同じようなデメリットが存在します。

【特定調停】
複数のお借り入れ先があれば、その数だけ申立書の作成を行い、万が一、支払いが少しでも遅れた場合には強制執行として真っ先に給料の差押えなどが行われる危険性をはらんでいます。あとは、任意整理と同じようなデメリットが存在します。

【自己破産】
家や車、またその他にも自分名義の高額財産がある場合には、それを処分される可能性があります。また、自己破産手続き中は定められた資格を持つ者はその資格が使えなくなるという厳しい制約があるために、仕事に影響が出てくる人もいる事でしょう。(よくある例、警備員、保険の外交員)あとは、任意整理と同じようなデメリットが存在します。

債務整理のメリット

【任意整理】
まず、貸金業者の取り立てが無くなります。そして、自己破産や民事再生とは異なり一部の業者だけ任意整理をすることができます。ですので、保証人が付いている借金や自動車ローンなどを省いて、任意整理手続きをすることが可能です。そうすることで、財産を処分しないと手続きを進められないということがありません。

【個人民事再生】
任意整理と同様に、取り立てが無くなり、職業や資格なども関係ないし、過払い金を請求する事も可能です。そして、車や住宅ローンの真っ最中であってもそれを手放す必要が無いうえに、借金の原因や理由が問題にされないので、たとえ浪費家であってもギャンブル好きであっても手続きが出来ます。

【特定調停】
個人民事再生と同様に、取り立てが無くなり、職業や資格なども関係ないし、車や保険、住宅ローン中の自宅も人手に渡らずに済み、 そのうえ利息制限法で決められた上限金利 (年15〜20%) に応じ借金の返済額が減るというのも嬉しい話です。

【自己破産】
一番大きなメリットが、全ての借金 (キャンブルも含め) が免除になるという事。もちろんプロに任せれば取り立ても止みますし、過払い金の請求も可能なので、自己破産を選ぶ前にその手続きをしてみてはいかがでしょう。また、通常の生活をするうえで最低限必要とみなされた財産なら、処分は免れます。